プトラジャヤモノレール敷設プロジェクト再開、2025年開通目指す

マレーシアのハリドアブドゥルサマド大臣(連邦直轄区相)は1月9日、主要官庁が集まる行政都市プトラジャヤのモノレール敷設プロジェクトを再開すると発表した。2004年半ばに延期されていらい16年ぶりの事となる。

プトラジャヤが設立25周年を迎えた今年、同市の発展を妨げる未完事業のひとつであるモノレール敷設計画を再開する運びとなった。

プトラジャヤモノレールは1号線（13.2km・18駅）と2号線（6.8km・7駅）の整備が計画されていたが、再開される整備計画はプトラジャヤモノレールの当初の計画をベースとしつつ、サイバージャヤ、カジャン、バンギ等のエリアにも路線を拡張する。再開されたプロジェクトは2025年までに開通を目指す。

同氏はまた、プトラジャヤにはクアラルンプール国際空港（KLIA）とクアラルンプール（KL）市内を結ぶ快速電車「KLIAエクスプレス」が乗り入れているが、将来的にはイーストコースト鉄道（ECRL）プロジェクトや高速鉄道（HSR）プロジェクトなどが利用できるようになる見通しである事を示した。