湖北省恩施、恩施清雲谷観光ライン・懸垂式モノレール路線開工

湖北省恩施、恩施清雲谷観光ライン・懸垂式モノレール路線開工

2020-06-10 0 投稿者: mjws編集

湖北で中国国内初の”空轨”営業線となる恩施清雲社観光・観光線プロジェクトが6月6日に正式に開工された。このプロジェクトは、武漢に本社を置く武漢鉄道エンジニアリンググループによって実施されるもので、総投資額は約6億元。線路は来年5月頃に完工の見込みで、順次試運転が実施される見込み。路線は全長2.1 kmで3駅が設置される。2.1kmの路線の内、800メートルの区間は世界で初となる崖側を通るルートとなる。

”空轨”は懸垂式のモノレールシステム。基本構造はドイツや日本で採用実績のあるSAFEGE型懸垂式モノレールで、門型鋼製の軌道桁およびゴムタイヤを用い走行する。恩施清雲社観光・観光線プロジェクトで作用される同モノレールはCRRCの”空轨”で、2両編成の列車が170人を運ぶ。

6月4日には武漢中国鉄道エンジニアリンググループの江霞製造基地の試験線でテスト走行が成され、高温条件下での走行を行った。