羽田空港アクセス線事業認可
2021-01-21東日本旅客鉄道(JR東日本)は20日、国土交通省から「羽田空港アクセス線」の鉄道事業許可を受けたことを発表した。2029年度の開業を目指す。
羽田空港アクセス線は、東京貨物ターミナルから羽田空港新駅(仮称)までのおよそ5kmを結ぶ鉄道線。新設を予定する駅は羽田空港新駅の1駅。事業費は改良部を含み3,000億円となっている。
同線については、2020年3月31日に発表された関東地方整備局の2020年度事業概要に基づき、2020年度から整備に着手する事が示されていた。今回認可された「アクセス新線」については、東京貨物ターミナルとJR東日本の羽田空港新駅を結ぶ延長5kmとして計画されていた。
羽田空港アクセス新線については、宇都宮・高崎・常磐線方面の「東山手ルート」の他、新宿・池袋方面の「西山手ルート」、りんかい線方面に直通する「臨海ルート」等が計画されている。
なお、都心と羽田空港とを結ぶ路線としては現状、浜松町と羽田空港を結ぶ東京モノレール、京急蒲田から分岐して羽田空港に乗り入れる京急空港線の2ルートが存在している。