千葉都市モノレールのおすすめ撮影地を用途別にご紹介
2021-07-21千葉市内を縫うように走る、千葉都市モノレール。
千葉駅と千葉みなと駅など、JR線のみでは回りにくいエリアを結ぶ、まさに痒い所に手が届く路線です。
路線は千葉駅から1号線と2号線に分かれており、1号線が県庁前方面、2号線が都賀駅などを経由して千城台まで走っています。
車両も開業当時から走る1000形と新型の0形が一緒に見られるほか、各車両にラッピングが施されており、撮影していて飽きないのも魅力のひとつ。
千葉に行く用事があるからモノレールも撮ってみたいけど、どんな撮影場所が良いのかわからない…
今回はそんな方のために、ついでに撮り鉄の聖地・モノサクで撮影もした筆者が、千葉都市モノレールのおすすめ撮影地をご紹介します。
編成写真・風景写真など撮影しやすいポイントがたくさんありますので、ぜひ最後までお読みいただき、参考にしていただけましたら幸いです。
おすすめ撮影地①:1号線 市役所前~千葉間
まずご紹介するのは、市役所前~千葉間。
千葉駅から近く、標準ズームで十分撮影可能なことから、手軽に撮影できるスポットのひとつです。
市役所前駅を降りると大きな歩道橋があり、その歩道橋が撮影地となります。
上り(千葉みなと方面)・下り(県庁前方面)共に撮影できますが、おすすめは上り列車。
お昼頃が順光で、市役所前駅に進入する列車を撮影できます。
下り列車も似た構図で撮影できますが、終日逆光のため曇りの日の撮影がおすすめです。
歩道橋の上からの撮影になるため、歩行者とレンズカバーなどの落とし物には十分注意してください。
おすすめ撮影地②:2号線 みつわ台~都賀間
続いてご紹介するのは、2号線のみつわ台~都賀間。
総武本線と交差する場所付近の歩道橋から、上り(千葉みなと方面)・下り(千城台方面)ともに撮影可能なポイントです。
都賀駅から線路沿いに8分ほど歩いたところにある陸橋が撮影地。【地図】
パターンダイヤ時は被られることもほぼなく、効率よく撮影できます。
作例1枚目は下り列車、2枚目は上り列車を撮影したもの。
標準ズームで十分撮影可能な構図と言えるでしょう。
下り列車は午前遅め、上り列車は午後が順光です。
おすすめ撮影地③:2号線 千葉~千葉公園間
最後にご紹介するのは、2号線の千葉~千葉公園間。
駅名にもなっている千葉公園の池を絡めて撮影できる、風景写真スポットです。
千葉公園駅から歩いて3分ほどの場所が撮影地。【地図】
作例1枚目が下り列車、2枚目は立ち位置を千葉寄りの池の淵に移して上り列車を撮影したものです。
ここでは望遠よりも、むしろ標準ズームからやや広角くらいのレンズが良いかと思います。
上りは午後、下りは夏場の午後遅めが順光です。
公園敷地内なので、一般の利用者の迷惑にならないように十分注意してください。
おわりに
千葉都市モノレールは筆者にとって初訪問でしたが、飽きることがなく、楽しく撮影できた路線でした。
車体ラッピングが豊富なのと、構図として魅力的な場所がたくさんあったことが魅力に大きく貢献していると言えそうです。
ちなみに筆者は、取材日はおすすめ撮影地①→おすすめ撮影地②→総武本線に乗車しモノサクで撮影→おすすめ撮影地③、の順番で回りました。
一日使って撮影できるので、おすすめです。
なお、千葉都市モノレールを撮影される際には、フリーきっぷ(土休日は一日、平日は10時~18時の販売。大人630円、子ども320円)を利用すると良いでしょう。
ぜひ、千葉都市モノレールで素敵な写真を撮ってみてくださいね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
文章/吉谷友尋
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