西武山口線(レオライナー)のおすすめ撮影地を紹介
2021-08-18東京都東村山市の多摩湖駅と、埼玉県所沢市の西武球場前駅を結ぶ案内軌条式鉄道、西武山口線(通称:レオライナー)。
東京と埼玉に広大な路線ネットワークを持つ西武鉄道の中でも、異色と言える路線です。
西武線では唯一の案内軌条式鉄道で、1985年4月に案内軌条式鉄道化されました。
短い路線距離ながらトンネルなども多く、撮影可能な場所は限られますが、それでも良い写真が撮影できる場所があるんです。
今回は、西武山口線のおすすめの撮影地を大きく分けて二つご紹介します。
ぜひ、最後までご覧ください。
おすすめ撮影地①:西武園ゆうえんち駅
まずご紹介するのは、西武園ゆうえんち駅。
旧駅名が遊園地西駅で、2021年3月に改称されました。
作例1枚目は、西武球場前寄りの改札口付近で多摩湖方面の列車を撮影したもの。
インカーブ構図で撮影できます。
作例では標準ズームで撮影していますが、望遠があると良いかもしれません。
正午前後が順光です。
作例2枚目は、多摩湖方面ホーム先端から西武球場前方面の列車を撮影したもの。
こちらでは、ストレート構図で撮影できます。
レンズは標準ズームで十分撮影できるでしょう。
順光時間はないので、光線重視の方は曇りの日がおすすめです。
ホームやコンコースからの撮影となるため、一般の乗客や遊園地利用者の迷惑にならないように注意してください。
おすすめ撮影地②:西武園ゆうえんち駅~西武球場前駅間(掬水亭連絡橋)
つぎにご紹介するのは、西武園ゆうえんち駅~西武球場前駅間のポイント。
西武園ゆうえんち駅を出て左に曲がり、中華割烹レストラン「掬水亭」への案内に従って歩いていくと、線路をまたぐ連絡橋の上に到着します。
その連絡橋が、撮影地です。
西武園ゆうえんち駅から、歩いて3分ほど。
作例1枚目は西武球場前方面を向いて、多摩湖方面の列車を撮影したものです。
この構図であれば標準ズームで撮影可能ですが、望遠を持っていくとより車両を強調した構図で撮影できます。
作例2枚目は、1枚目と同じ場所で、西武球場前からやってくる多摩湖行き列車を望遠レンズで撮影したもの。
より車両を強調した構図で撮影できますね。
午前中が順光です。
作例3枚目は、多摩湖方面を向いて西武球場前行き列車を撮影したもの。
標準ズームで撮影していますが、望遠で撮影すると西武園ゆうえんち駅に停車中の列車を撮影することができます。
立ち位置によって、作例のように遊園地の観覧車を絡めたり、編成単体で撮影したりすることも可能。
幅広い構図で撮影できる撮影地です。
午後が順光となります。
通行人の量は決して多くはありませんが、邪魔にならないように注意してください。
橋の幅は狭いので、三脚などは避けたほうが良いでしょう。
まとめ
西武山口線のおすすめ撮影地をご紹介してきました。
個人的には初訪問でしたが、路線の歴史含め、非常に興味深い路線でした。
路線の性格上、メットライフドームで野球試合がない日の日中は本数が少なめになるので、撮影は野球試合がある日の平日がおすすめ。
多客時は信号場での列車交換なども見られるので、次回は多客時に訪れてみたいと思いました。
なかなか注目される路線ではないかもしれませんが、筆者はこれからも注目していこうと考えています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
文章/吉谷友尋
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