ゆりかもめのおすすめ撮影地-編成写真から風景写真まで
2021-08-19新橋駅と豊洲駅を結ぶ、ゆりかもめ。
沿線にはお台場エリアがあり、ビジネス客を運ぶ通勤路線のみならず、観光客を運ぶレジャー路線としての側面も持っています。
自動運転のため運転台がなく、一番前の座席にも自由に座れるのもゆりかもめの魅力。
一番前の2席(合計3人掛け)は、始発駅から乗車しなければまず座れないほどの人気です。
前面展望を気軽に楽しめる路線ですね。
今回は、そんなゆりかもめの撮影におすすめのポイントをご紹介します。
編成写真・風景写真共に撮影できる沿線の懐の深さも魅力です。ぜひご覧ください。
おすすめ撮影地①:竹芝駅
一つ目のおすすめは、竹芝駅。
1番線ホームの新橋寄りから、豊洲方面の列車をインカーブ構図で撮影できます。
午前中が順光で、標準ズームでも撮影できなくはないですが、望遠レンズがあったほうがよいでしょう。
ゆりかもめの駅はガラスでおおわれているため、ガラス越しでの撮影となります。
乗客の邪魔にならないように注意して撮影しましょう。
おすすめ撮影地②:汐留駅
次にご紹介するのが、汐留駅。
新橋駅から一駅で、ターミナル駅からのアクセスも容易です。
豊洲方面・新橋方面共に撮影可能な、フレキシブルな駅でもあります。
作例は豊洲方面ホーム端から新橋方面列車を撮影したもの。
作例は標準ズームで撮影していますが、望遠で撮るとより車体を強調して撮影できます。
この構図は午前中順光で、日中ダイヤでは1分くらいの差で豊洲方面列車が出ていくため、ギリギリ被らないくらいのタイミングで撮影可能です。
作例2枚目は新橋方面ホーム端から豊洲方面行き列車を撮影したもの。
さらに望遠気味に撮影すると、インカーブ構図での撮影も可能です。
午後順光で、被り率はそれほど高くはありません。
作例のように作業車両が停車している場合もありますので、状況に応じて撮影構図を変えてみると良いでしょう。
おすすめ撮影地③:芝浦ふ頭~お台場海浜公園間
最後にご紹介するのは、芝浦ふ頭駅~お台場海浜公園駅間にあるレインボーブリッジ上からの撮影地。
芝浦ふ頭駅のレインボーブリッジ方面出口を出て5~6分ほどまっすぐ進んでいくと、左手にレインボーブリッジ遊歩道への入り口案内が見えます。
サウスルート行きのエレベーターに乗って、出てすぐの場所が撮影地です。
レインボーブリッジ遊歩道は通行可能な時間が決まっており(4月~10月は9時~21時、11月~3月は10時~18時)、順光時間帯の撮影はできません。
作例は、標準ズームで新橋方面列車を撮影したもの。
都心のビル群を背に走るゆりかもめの風景写真が撮影できます。
同じ場所から望遠ズームに付け替えて撮影したものが、作例2枚目。
タイヤは写りませんが、編成写真も撮影できます。
フェンスの間からの撮影となるため写り込む可能性がありますし、トラックなどの大型車両の往来が多く大変揺れるので気をつけて撮影してください。
まとめ
ゆりかもめのおすすめ撮影地をご紹介してまいりました。
本文でも述べた通り、ゆりかもめの駅は屋根とガラスで完全に覆われているので、雨の日の撮影も安心。
ズーム倍率がさほど高くなくてもきれいな写真が撮れるので、初心者にもおすすめかもしれません。
取材日が雨模様だったため、美しい写真とはいきませんでしたが…構図の参考にしていただけましたら幸いです。
最後は、過去にZepp DiverCity TOKYO付近で撮影した夕焼けの写真で。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
文章/吉谷友尋
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