多摩都市モノレールのおすすめ撮影地3選-編成写真から風景写真まで
2021-08-27東京都多摩市の多摩センター駅と、東京都東大和市の上北台駅を結ぶモノレール路線、多摩都市モノレール。
途中駅で京王線、小田急線、西武線など多摩地域を走る大手私鉄との接続があり、沿線には大学や観光スポットも点在している密度の濃い路線です。
多摩丘陵に敷設された路線の性格も相まって、路線は起伏の大きい勾配が多いのが特徴。
勾配を活用した迫力のある編成写真や、豊かな自然を生かした風景写真など、表情豊かな写真が撮影できるのも多摩都市モノレールの魅力です。
今回は、多摩都市モノレールのおすすめ撮影地を、編成・風景などジャンルを問わずに3つ厳選してご紹介します。
おすすめ撮影地①:玉川上水駅
まずご紹介するのは、玉川上水駅。
西武拝島線との接続駅ですが、実は駅のホームからとても素敵な写真が撮れるスポットなんです。
作例は多摩センター方面(下り)ホームの先頭車両付近から、上北台方面(上り)列車を撮影したもの。
前駅の砂川七番駅を発車して、少しずつ勾配を登って玉川上水駅に進入しようとする列車の写真が撮影できます。
午後順光で、35mm判換算で400mm前後の望遠レンズが必須です。
パターンダイヤではダイヤ上同時発車が多いため、被るかギリギリ。
ホームドアがあるため、顔やカメラが軌道にはみ出ないように注意してください。
おすすめ撮影地②:柴崎体育館駅
続いてご紹介するのは、柴崎体育館駅。
作例は上りホーム先端から、下り列車を撮影したもの。
立川南駅から勾配を下って柴崎体育館駅に進入する列車を撮影できます。
午前早めが順光で、より編成を強調したいようであれば標準ズーム程度、風景っぽく仕上げたければ望遠と使い分けるのがおすすめです。
筆者は風景寄りの写真が好きなので、望遠を使用しました。
ホームドアからはみ出ないように、また一般の乗客の迷惑にならないように注意してください。
おすすめ撮影地③:柴崎体育館~甲州街道間(多摩川)
最後にご紹介するのは、柴崎体育館駅~甲州街道駅間の多摩川河川敷。
立日橋を渡る多摩都市モノレールを、上り下りともに撮影できます。
作例は、都道256号線の橋から撮影したもの。【地図】
柴崎体育館駅から、徒歩15~20分ほどです。
正午前後が順光と思われます。
レンズは標準から望遠まで自由に選択可能。
ページトップの写真は標準ズームのテレ端で、本項の作例は望遠ズームのワイド端で撮影しました。
バックの山々と空が魅力の撮影地です。
まとめ
多摩都市モノレールのおすすめ撮影地を紹介してきました。
他のモノレール路線とは違い、沿線の豊かな自然や勾配を生かした写真を撮影できるのが多摩都市モノレールの良さだなと感じながら撮影できたと思います。
鉄道風景写真を撮るのが好きな私にとっては、風景を取り入れた写真が多数撮影できる多摩都市モノレールは本当におすすめの路線です。
今回ご紹介した撮影地以外にも、富士山を絡めて撮影できるポイントなどもあります。
これからだんだん涼しい季節に移っていきますので、ぜひカメラ片手に多摩都市モノレールを撮影してみてください。
撮影の際は、一日乗車券(大人890円、子ども450円)のご購入をお忘れなく。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
文章/吉谷友尋
- 「万博鉄道まつり2024 with観光EXPO」開催~国内最大級10万人規模の屋外鉄道イベント~
- 東京モノレール開業60周年記念企画「吹き飛ばせ熱い夏!モノレールで乾杯!納涼ハイボール列車」ツアー
- モノレールの歴史・最初の一歩から現在へ
- 町田都計3・3・36号 旭町区間 3月23日開通
- 北九州モノレール車両基地に「牡蠣小屋」がオープンします