東京都交通局 上野懸垂線 ~日本初のモノレール~

東京都交通局 上野懸垂線 ~日本初のモノレール~

2026-03-04 0 投稿者: mjws編集

【TV放送】BSフジ「鉄道伝説」第177回(再)

BSフジで放送されている鉄道ドキュメンタリー番組「鉄道伝説」にて、日本初のモノレールとして知られる東京都交通局 上野懸垂線を特集した回が再放送されます。

MJWS(Monorail Japan Website)は、本番組に対して写真・映像資料の提供協力を行っています。


放送予定

2026年3月15日(日)10:00~

第177回(再)
「東京都交通局 上野懸垂線 ~日本初のモノレール~」

※初回放送:2025年12月

(c)BS FUJI INC. ALL RIGHTS RESERVED.

日本初のモノレール「上野懸垂線」

日本が戦後復興を遂げた高度経済成長期、東京・上野に一つのユニークな鉄道が誕生しました。

それが、東京都交通局が開発した懸垂式モノレール「上野懸垂線(通称:上野モノレール)」です。

この路線は上野動物園の東園と西園を結ぶ交通機関として建設されました。距離はわずか数百メートルの短い路線でしたが、その存在は単なる園内交通ではありませんでした。

一本の軌道から車両を吊り下げて走る懸垂式モノレールは、当時としては非常に斬新な交通システムでした。空中を滑るように走るその姿は「夢の乗り物」として子供向け雑誌などでも紹介され、この頃から日本社会において「モノレール」という言葉が広く知られるようになっていきます。

解体まで東園駅に留置されていた東京都交通局40形電車 (c)田村拓丸 MJWS

世界で模索されてきた単軌条鉄道

モノレールの歴史は19世紀にまでさかのぼります。

世界各地ではさまざまな形態の単軌鉄道が試みられ、都市交通の新しい形として研究が続けられてきました。その中で、日本における重要な存在となったのが上野懸垂線でした。

都市交通の未来を見据え、新しい鉄道を実現しようとした技術者たちの挑戦。その象徴ともいえる存在が、上野の空を走った日本初のモノレールだったのです。


今回の番組では、MJWSとして

・上野懸垂線に関する写真資料
・記録映像資料

などを提供し、番組制作に協力しています。

上野懸垂線は、日本のモノレール史における重要な存在であり、現在の都市モノレールへとつながる技術史の出発点の一つでもあります。

本番組では、その誕生の背景や技術的特徴、そして時代が抱いていた「未来の交通」への期待を、貴重な資料とともに紹介しています。

東京都交通局30形電車 (c)田村拓丸 MJWS

モノレール史を知る貴重な機会

現在、モノレールは世界各地の都市で重要な都市交通として導入されています。しかし、その歴史の出発点には数多くの試行錯誤と技術的挑戦がありました。

上野懸垂線は、その象徴ともいえる存在です。

日本初のモノレールがどのように誕生し、どのような思想のもとで開発されたのか。モノレールの歴史に興味のある方はもちろん、都市交通や鉄道技術に関心のある方にもぜひご覧いただきたい内容となっています。


2026年3月15日(日)10:00~
BSフジ「鉄道伝説」
東京都交通局 上野懸垂線 ~日本初のモノレール~

モノレール史の原点ともいえるこの路線が、どのような時代背景の中で誕生したのか。ぜひ番組でご覧ください。


モノレール・ジャパン(MJWS)

MJWS(Monorail Japan Website)は、モノレールを中心とした単軌条交通の調査研究と専門情報の発信を行うメディアです。国内外のモノレールの歴史・技術・都市交通に関する情報を、現地取材と資料調査をもとに発信しています。


取材 田村拓丸(モノレールジャパン編集室)
田村拓丸 モノレール研究者・MJWS(Monorail Japan Website)代表。単軌条交通を中心とした都市交通システムの調査研究と専門情報発信を行う。自治体・関連団体との連携による講演、技術資料提供、記事・写真・映像制作に従事。東京都交通局上野懸垂線の記録・調査にも関与。直近のBSフジ「鉄道伝説」上野懸垂線回では画像・映像資料を提供。