![BYD社、サンパウロメトロ17号線の契約を正式締結 BYD社、サンパウロメトロ17号線の契約を正式締結](https://i1.wp.com/mjws.info/wp-content/uploads/2020/05/BYD-1.png?resize=1140%2C641&ssl=1)
BYD社、サンパウロメトロ17号線の契約を正式締結
2020-05-13サンパウロメトロとBYD社は4月27日、サンパウロで建設中の17号線(ゴールドライン)プロジェクトにおいて、BYD社のモノレールシステム“スカイレール”を提供する事を正式に締結した。
![](https://i2.wp.com/mjws.info/wp-content/uploads/2020/05/shutterstock_419928304-scaled.jpg?fit=1024%2C356&ssl=1)
17号線プロジェクトの第1フェーズは、サンパウロのコンゴーニャス空港から市内の中心部まで整備され、主要なビジネス地区、サンパウロ大学、そして東部の人口密集地域とを接続する。17号線はゴールドラインの呼称として、完成時には全長17.7 kmのモノレール路線として、1号線(青)、4号線(黄色)、5号線(ライラック)、および9号線(エメラルド)と接続される。
![](https://i2.wp.com/mjws.info/wp-content/uploads/2020/05/fig-line17-1.png?resize=1024%2C684&ssl=1)
17号線の完成により、コンゴニャス空港と市内の他の地域との間の道路交通への圧力が大幅に軽減されることが期待されている。17号線およびモノレールシステムのキャパシティは日あたり25万人としており、運行間隔は最小80秒が想定されている。
![](https://i0.wp.com/mjws.info/wp-content/uploads/2020/05/BYD.png?fit=1024%2C526&ssl=1)
BYDが展開する“スカイレール“は、跨座型のアルウェーグ式モノレールで、同社は5両編成の全14編成、信号システム、中央制御システムを含むシステムパッケージとしてサンパウロメトロ17号線へ提供する。
サンパウロメトロ17号線(色識別:ゴールド)は、モルンビー~ジャバクアラ駅およびコンゴニャス空港(分岐線)、14駅21.5kmを結ぶ路線として計画が進められているサンパウロメトロの構成路線の一つ。
![](https://i0.wp.com/mjws.info/wp-content/uploads/2020/05/shutterstock_1380977993-scaled.jpg?fit=1024%2C576&ssl=1)
建設は1期 計3.8km、2期 計10.8km(モルンビーCPTM~ジャバクアラ駅(南端終点)間)、3期 計21.5km(モルンビー(北端終点)~ジャバクアラ駅(南端終点)間)にて順次進められる計画。コンゴニャス空港~ブルックリンパウリスタ間は構造上分岐線として配置される事から、モルンビー~ジャバクアラ駅間を結ぶ路線とは”Y”時で接続される。