多摩モノレール箱根ヶ崎延伸、設計業者が決まる。

多摩モノレール箱根ヶ崎延伸、設計業者が決まる。

2020-10-13 0 投稿者: mjws編集

多摩モノレール箱根ヶ崎延伸整備に関連する基本設計業務の委託先がトーニチコンサルタントへ決定した。工事概要は上北台~箱根ケ崎間の約7kmの延伸区間の基本設計。延伸ルートおよび構造物、駅舎などの基本仕様設計・図面作成・施工計画等を行う。後期は2022年1月14日迄となっている。

多摩モノレールの延伸計画(緑色が箱根ヶ崎延伸ルート)

多摩都市モノレール箱根ヶ崎ルートは、多摩モノレールの現在の北の終点である上北台駅より西進し、JR八高線箱根ヶ崎駅付近までを結ぶおよそ7kmの路線として計画されたモノレール延伸ルート。導入空間として新青梅街道が当初より計画されており、2020年現在、用地取得を含む同道路拡幅工事が進められている。延伸ルートとなる新青梅街道の拡幅工事は、上北台駅から箱根ヶ崎駅間を1~5工区に分け事業が進められており。最遅の事業期間が設定されている第2工区(事業施行期間:平成28年2月5日~平成34(2022)年3月31日まで)の完工を持って、ひとまずの道路整備は完了する。多摩都市モノレールの既存線は、多摩センター~上北台間約16kmを結ぶ路線となっているが、上北台~箱根ヶ崎までが結ばれると、鉄道空白地帯と言われる武蔵村山を通り、全長23kmとなる軌道系交通が整備される事となる。多摩モノレールではこのほかにも、多摩センター~町田間、多摩センター~八王子間などの延伸計画が存在する。

東京都では2020年1月に、同延伸ルート事業着手を決定。2020年度予算案に基本設計費を計上していた。