2021年4月8日、バイーアスカイレール営業車両お披露目 BYD本社にて

2021年4月8日、バイーアスカイレール営業車両お披露目 BYD本社にて

2021-04-21 0 投稿者: mjws編集

4月8日、BYDは、バイーア州サルバドール市で建設が進められ“Bahia SkyRail”(以下、バイーアスカイレールと表記)向けのモノレール営業車両を深センの試験線でお披露目した。ブラジルのバイーア州サルバドール市のバイーアスカイレールはBYD初の海外路線となる予定。車両は試験後の2022年1月にブラジルへ輸送される予定。

“Bahia SkyRail”営業車両 (c)BYD

モノレール営業車両は深センにあるBYDの本社で行われた式典でお披露目された。式典にはバイーア知事、副知事、中国大使館の商務大臣が参列。

式典の様子 (c)BYD

バイーアスカイレール車両は、海外市場向けに建設された世界初のBYDモノレール路線として、現地の規制やニーズに合わせ特別にカスタマイズされる。車両には大きなバリアフリードアが採用され、車椅子やベビーカーでの移動においても簡単に乗降できる仕様となっている。さらに、スカイレールは、最先端の列車制御技術を備え全自動運転システムとなっており、正確な運用管理が可能となっている。バイーア州政府はバイーアスカイレールの設計を2020年1月3日に承認済。全長23.3km、25駅の設置が計画され、バイーアの既存の地下鉄と接続する事で包括的な公共交通網を形成する。

“Bahia SkyRail”モノレールの車内 (c)BYD

中国の電気自動車メーカーであるBYDでは、 2016年にスカイレール(モノレールシステム)を発表。ブラジルでは他に、2020年4月27日、サンパウロ17号線の建設について契約を締結している。