日暮里舎人ライナーのおすすめ撮影地をチェック
2021-09-03都営・日暮里舎人ライナー。
日暮里駅と見沼代親水公園駅(9.7km)を結ぶ新交通システムで、2008年3月30日に開業しました。
沿線には舎人公園など大型の公園が多くあるほか、西日暮里駅でJR線と東京メトロ千代田線、熊野前駅で東京さくらトラムと接続しており、利便性も高い路線です。
車両面でも開業時から活躍している300形だけでなく、輸送力増強のために2015年に導入された330形、同じく輸送力増強目的で2017年に導入された320形と、バリエーションが豊富なのが特徴。
駅はすべて屋根とガラスで覆われているので、梅雨時の撮影も可能です。
今回は、そんな日暮里舎人ライナーのおすすめ撮影地をご紹介します。
おすすめ撮影地①西日暮里駅
まずご紹介するのは、西日暮里駅。
日暮里寄りのホーム端から、見沼代親水公園方面の列車をインカーブ構図で撮影できます。
標準ズームのテレ端で撮影すると、作例のような形に。
望遠レンズのワイド端で撮影すると、より迫った構図で撮影できます。
列車を強調したいなら望遠で、バランスよく収めたいなら標準ズームで…というように、好みに合わせて撮影できるでしょう。
順光時間はないため、曇りの日がおすすめです。
JR線や東京メトロ千代田線との接続駅のため混雑する時間帯もあるので、乗客の迷惑にならないように注意してください。
おすすめ撮影地②足立小台駅
続いてご紹介するのは、足立小台駅。
日暮里舎人ライナーの駅は両ホーム端に作業用の柵が設置されている駅が多いため、撮影が難しい駅が少なくない中で、足立小台駅はきれいな構図で撮影できる数少ない駅です。
上り列車・下り列車ともに撮影できるほか、立ち位置によって構図を変えて撮影することが可能。
順光時間は下り列車が夏場の午前早め、上り列車が午後となります。
作例1枚目は日暮里方面のホーム端から見沼代親水公園方面の列車を撮影したもので、前面を強調した編成写真が撮影できます。
作例2枚目は同じく日暮里方面のホーム端ですが、立ち位置を日暮里方面列車寄りに変えて撮影したもの。
側面を強調した編成写真となります。
作例3枚目は、見沼代親水公園方面ホーム端から日暮里方面行き列車を撮影したもの。
ゴムタイヤもよく見えますね。
作例4枚目は作例3枚目と同じ場所から同じ方面の列車を撮影したものですが、立ち位置を見沼代親水公園方面列車寄りに変えて撮影しています。
上り列車・下り列車共に撮影でき、前面重視・側面重視の用途に合わせて撮影できる優秀な撮影地と言えるでしょう。
ホームや撮影場所は広くないため、乗客の迷惑にならないように、譲り合って撮影するようにしてください。
まとめ
日暮里舎人ライナーのおすすめ撮影地をご紹介してきました。
本当は花と絡められるポイントや、川を渡っている列車を撮影できるポイントもあるのですが…今回の取材では天気が悪かったため、ご紹介することができませんでした。
なお、日暮里舎人ライナーの駅端のガラスは上半分が駅名などを記したテープでおおわれているため、必然的にしゃがんでの撮影となります。
撮影スペースも限られるため、通常の駅での撮影よりも気配りが大切です。
多くの形式が楽しめる日暮里舎人ライナーの撮影、ぜひ一度出かけてみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
写真・文章/吉谷友尋
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