【親子でモノレール!ステイホームでも楽しめる本やおもちゃを紹介】
2021-09-04乗り物好きなお子さんにとって、モノレールはかっこよくて魅力的な乗り物のひとつです。
お子さんに実際のモノレールを見せてあげたいと考え、外出した経験のある親御さんもいるのではないでしょうか?
しかし近年はコロナウイルスの影響により、出かけたくても出かけられない状況が続いています。
そんな悩みを解消すべく、今回は「自宅にいながら親子で楽しめる」モノレールの書籍、映像、おもちゃをご紹介します。
書籍
絵本:モノレールのたび 作者:みねおみつ 出版社:福音館書籍
https://www.fukuinkan.co.jp/book/?id=5548
1組の親子が小さな街のターミナル駅から、海の近くの駅まで運行する上で旅をする姿を描いた絵本です。
絵本のモデルとなったモノレールは、「湘南モノレール」。2020年3月7日に開業50周年迎え、多くの人々に愛され続けています。
登場するのは、大山駅から湘南江の島駅まで、実際に存在する場所たち。
湘南モノレール路線の特徴である、高低差が激しい地形や、くねくねとカープを重ねる全長6.6キロの路線を思い描きながら読み進められます。
この先、気兼ねなく外出ができるようになったとき、絵本に登場する親子のように、湘南モノレールの旅を思い描きながらお子さんと一緒に楽しめる1冊です。
東京モノレールのすべて 出版社:戎光祥出版
https://www.ebisukosyo.co.jp/item/191/?mode=pc
日本屈指のモノレールとして、首都圏の人々の生活を支える東京モノレール初のビジュアルガイドブック。
日本初の都市型モノレールとして1964年に開業した東京モノレール。本書は開業50年を記念して製作された1冊です。
東京モノレールの全面監修で、路線、車両、駅、歴史など、豊富な資料を用いたスケールで余すことなく魅力を届けます。
歴代全形式の図面や、開業から現在に至る各時代の写真を収録や、全駅が移動なども収録。
開業から昭和50年代の走行写真や駅施設写真も多く掲載しています。
モノレール好きなお子さんだけでなく、当時を知る親御さん、祖父母様もお楽しみいただける1冊です。
映像【Blu-ray Disc(ブルーレイディスク)】
ビコム 東京モノレール 全線2往復 ≪デイ&ナイト≫ 4K撮影作品
http://vicom.co.jp/mt/2017/09/6744.html
都心部から空の玄関口である空港までの運行を収録。デイ&ナイトで時間の変化により現れる景色の2面性を楽しめる映像です。
2014年から活躍している車両、10000形に乗車して、昼と夜それぞれの全線往復を撮影。
都心の高層ビルに囲まれるなかを走る姿や、湾岸区間で見られる高速自動車道と並走など、心躍る場面を多く収録しています。
映像美を追求するため、全編シネマカメラVARICAMを使用。その結果、Blu-ray規格でありながら、高精細・広色域でダイナミックな映像が実現しました。
想像を超えるクオリティの没入感を体感できます。
お子さんとの外出は日中が多くなりがちですが、夜の運行風景も楽しめる点も魅力のひとつでしょう。
千葉モノレール全線 1000形貸切列車
http://vicom.co.jp/mt/2012/02/4731.html
1988年に開業した千葉モノレール。
2001年6月には、懸垂型モノレールで世界最長の営業距離を誇るとして、ギネス記録に登録されました。
15.2kmの長さで暮らしを支える千葉モノレールは、2つのルート運行をしています。
1号線は、「千葉みなと」から「千葉」を経由し「県庁前の市街地」を結ぶルート。2号線は、「千葉」から「千城台の住宅地」を結ぶルートです。
本作品では、2号線の千城台から乗車から映像がスタート。
ルートに沿って千葉へと向かい、千葉から1号線へと乗り継ぎ、千葉みなとに到着。
続いて、千葉みなとから向きを変え、来た道を二駅戻り、千葉駅を通過。
1号線の最終駅である県庁前を目指します。
ほかにも、千葉みなと〜千城台間の、下り展望や夜のネオンが輝く1号線 。県庁前〜千葉みなと間の、上り展望を収録しています。
おもちゃ
タカラトミー プラレール 湘南モノレール5000系セット
プラレールで唯一、レールにぶら下がって走行する姿を楽しめます。
日本でも数少ない、懸垂式のモノレールである「湘南モノレール」オリジナルセットです。
モノレール好きにたまらない再現度であそべます。モノレール本体は、単3乾電池1本を用意することでパワフルに稼働。
当セットの上下に通常のプラレールを走行させたり、お手持ちの直線レールを縦に使用し延長させることも可能。遊び方は無限大です。
タカラトミー プラレール限定車両 東京モノレール10000形セット(10000形)
日本で初めて「本格的公共交通機関」として建設された、東京モノレール。
車体の重心が走行軌道の上にあり、線路の中心に作られた1本の走行軌道に、車両がまたがって走行する跨座型(こざがた)モノレールを再現しました。
セット内容で、モノレール・レール・橋脚などを用意しています。
別売り商品を購入せず遊べるため、お財布にも優しい内容です。
コロナ禍でも親子でモノレールを楽しめるツールとして、魅力が詰まっています。
番外編
今回は自宅にいながら親子で楽しめる、モノレールの書籍やおもちゃを取り上げました。
最後に番外編として、実際にモノレールを利用するお客さんを対象とした、ユニークなサービスを行なっているモノレールもご紹介します。
大阪モノレール文庫(沿線利用客のみ、本の貸し出しサービス)
大阪モノレールが行なっている本の貸し出しは、乗車客のみが利用できる無料サービスです。
「大阪高速鉄道」が運営する大阪モノレールの開業は1990年。モノレール文庫は1992年に「千里中央」で始まり、現在は全駅で利用できるようになっています。
本の貸し出しや返却の手続きは不要で、何冊でも借りることができます。
モノレール文庫で扱われる本は、モノレールを利用する人が寄贈したもの。たくさんの人の好意で運営されている文庫です。
寄贈書籍は、サイズや種類の縛りを設けていないため、小説、新書、ビジネス書、海外の児童文学や参考書など、幅広いジャンルを取り揃えています。
人と人のつながりや温かさを感じられるモノレール文庫。機会があれば、ぜひ利用でしてみたいサービスですね。
文章/rinata
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