北九州モノレール、開業40周年記念行事と新技術「CBTC」導入を発表
2024-12-18北九州モノレール、開業40周年記念行事と新技術「CBTC」導入を発表
北九州モノレールは、2025年1月9日(木)に開業40周年を迎えるにあたり、記念行事を1年間にわたって実施するとともに、新たな技術として無線式列車制御システム(CBTC)の導入を決定しました。
1. 開業40周年記念行事について
実施期間
2025年1月9日(木)から2026年1月8日(木)までの1年間。
主な取り組み
① 開業記念日当日(2025年1月9日)
- 記念列車出発式
平和通駅ホームにて10時より開催。40年前の開業セレモニーと同時刻・場所で記念列車が出発します。 - 写真展示
建設当時や開業時のセレモニーを振り返る写真が展示されます。 - 記念品配布
出発式終了後、先着400名に記念品を配布します。 - 記念乗車券の発売
記念乗車券の詳細は、後日発表される予定です。
② 2025年以降のイベント
- 記念レース
2025年1月25日(土)、小倉競馬場(初日)にて記念レースが開催されます(JRAとの連携)。 - 開業40周年モノレールまつり
2025年11月3日(月・祝)に開催予定。詳細は後日発表されます。 - その他、期間中に多彩なイベントを実施予定です。
③ 先行実施中の取り組み
- 制服リニューアル
2024年10月より駅務員・乗務員の制服が一新されました。さらに、2025年5月には夏制服の上衣もリニューアル予定です。
2. 新技術「CBTC」の導入について
北九州モノレールは、開業40周年を機に、設備の老朽化対策とともに技術革新に取り組みます。その一環として、無線式列車制御システム(CBTC)の導入を決定しました。国内モノレールでは初の導入となります。
CBTC導入の主なメリット
- 設備のスリム化・メンテナンス費用の削減
従来の信号方式と比較し、設備を簡素化し、メンテナンスコストを軽減します。 - 環境負荷の低減
スリム化により、環境への影響を軽減します。 - 運転時分の短縮
従来方式に比べ、運転時分の短縮が可能となり、お客さまの利便性向上に貢献します。
今後の取り組み
CBTCの導入により、安全性評価を終えた技術を活用してさらなる効率化を図るとともに、お客様に「安全」「正確」「快適」「安心」を提供できる交通サービスを目指してまいります。
ソース:北九州モノレール開業40周年(周年事業及び新技術CBTC導入)について お知らせ 2024/12/16