BVEで再現された大阪モノレールと本物を体感する旅

BVEで再現された大阪モノレールと本物を体感する旅

2025-01-23 0 投稿者: mjws編集

hankyu5321さんと巡る、大阪モノレールBVE再現の裏側

先日、BVE大阪モノレールデータの制作者であるhankyu5321さんと、大阪モノレールに実際に乗る貴重な体験をしました。合流後、制作の裏話を伺いながら、実際の路線とBVEでの運転体験がリンクする感覚を味わいました。

鉄道運転シミュレーター BVE Trainsim 大阪モノレール(hankyu5321さん)

モノレールの車両に乗り込むと、まず目に入るのは窓からの絶景!hankyu5321さんの解説を聞きながら、モノレールの路線がどのように設計され、シミュレーションに落とし込まれたのかを知ることができました。細部にわたるこだわりや、駅間の勾配やカーブの再現への努力には感動するばかりで、モノレールの再現にかける情熱やBVEを通じた鉄道愛好の広がりについて熱く語り合いました。

大阪モノレール営業車両の実際の運転台。BVEではシミレーションとしてこの運転台でモノレールを運転できます。(c)mjws

特に、路線の線形や勾配、曲線半径などのデータは、実際の資料を基にBVE用データに落とし込んでいるとのこと。また、再現度を高めるために現地での取材も行っているそうで、そのこだわりと努力には驚かされました。

御存じでしたか?モノレールの軌道下部には所々、曲線半径の情報などが表示されているそうです。hankyu5321さんはこれらの情報も参考にBVEのデータを制作されているそうです。(c)shutterstock

BVEは鉄道運転のリアルな体験を提供し、多くのファンに支持されています。一方、大阪モノレールは長大な高架路線と景色の良さが特徴で、BVEでの再現も高い臨場感を誇ります。この二つの組み合わせは、鉄道ファンにとって格別の楽しさと新たな発見を与えてくれるものです。

リアルな鉄道体験を提供するBVEと、大阪北部の交通や観光を支える大阪モノレール。この二つが組み合わさることで、鉄道ファンやモノレール愛好者にとって、より深い楽しみと学びが広がります。鉄道の魅力を深く知りたい方や、大阪モノレールに興味をお持ちの方は、ぜひBVEでその世界を体験してみてください。

1日の撮影の終わりはここ、大阪モノレール淀川橋梁 (バスケットハンドル型ニールセンローゼ橋)で。hankyu5321さん、まる1日お付き合いいただきありがとうございました。

hankyu5321さんのホームページはこちら
https://hankyu5321bve.jimdofree.com/

BVE Trainsimと大阪モノレールの魅力

鉄道ファンの間で根強い人気を誇る「BVE Trainsim」。この鉄道運転シミュレーターの魅力は、細部まで忠実に再現された路線データや、実際の列車を思わせるリアルな音や挙動にあります。BVEは、多くの鉄道ファンやクリエイターによって様々な路線が制作され、ユーザーが鉄道運転の楽しさを体験できるプラットフォームとして支持されています。

一方、大阪モノレールは、1990年に開業した日本を代表する都市型モノレールで、総延長28キロメートル以上という世界でもトップクラスの規模を誇ります。関西の空の玄関口である「大阪国際空港(伊丹空港)」と、大阪北部の都市を結ぶ重要な役割を担い、沿線には万博記念公園やエキスポシティなど観光スポットも点在しています。その最大の特徴は、高架を走る車両から眺める景色の良さと、独特の路線構造です。車窓からは四季折々の風景を楽しむことができ、観光客や地元住民に親しまれています。

大阪モノレール沿線の風景 (c)shutterstock

BVEで再現された大阪モノレールでは、実際の運転席から見える風景や駅構造、運転の挙動が忠実に再現され、まるで本物を運転しているかのような臨場感を味わうことができます。また、急曲線や高架区間など、モノレール特有の運転の難しさも再現されており、鉄道ファンにはたまらない楽しさがあります。

万博記念公園駅のモノレール分岐器。BVE内でもここを通過できますよ! (c)shutterstock

まとめ

今回の体験を通して、リアルな鉄道体験を提供するBVEと、大阪モノレールという路線の魅力を改めて実感しました。鉄道ファンやモノレール愛好者にとって、これらが組み合わさることで生まれる楽しさは格別です。大阪モノレールやBVEに興味をお持ちの方は、ぜひその世界を体験してみてください。きっと新たな発見があるはずです!


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