日本車両に展示されている、上野懸垂線H形車両
2020-08-06こんにちは、MJWS編集室です。今回紹介する動画は、日本に保存される最古のモノレール営業車両、上野懸垂線H形車両です。
上野懸垂線(上野動物園モノレール)は、上野懸垂線は2019年の11月1日より車両および設備老朽化に伴い運行を休止。前日の10月31日木曜日、17時に西園駅を出発した列車が最後となりました。同線は0.3kmと単距離路線ながら、鉄道事業法に基づく立派な鉄道として、また日本国内のモノレールとしては最古に開業した営業路線として、62年の長きにわたり営業を続けてきました。
上記動画で紹介する上野懸垂線H形車両は、1957年(昭和32年)12月17日より同線で営業運用を開始。その後、およそ10年間に渡って乗客を運び続け、1966年の11月30日に設備更新のため運転を休止、2代目車両となるM形にその座を渡しました。現在は、日本車両の豊川製作所に移送され、門の片隅に展示されています。